平成28年度第5回男女共同参画審議会議事録

ページID 1007237 更新日 平成29年12月7日

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1 開催日時

平成29年3月16日(金曜日)午前10時~午前11時20分

2 開催場所

青少年女性センター 講習室

3 出席者

会長

名城大学教授              笠井 尚

副会長

愛知淑徳大学非常勤講師         松田照美

委員

弁護士                 山内益恵
公募委員                河村洋子
公募委員                山下一平
連合愛知尾張中地域協議会事務局長    加藤清光
かすがい女性連盟代表理事        樋口初恵

欠席者

春日井商工会議所事務局長兼運営課長   鈴木夕雪
春日井市小中学校PTA連絡協議会副会長    北村りさ

事務局

市民生活部         部長    福慶達男
男女共同参画課       課長    内藤純子
男女共同参画課       課長補佐  林 一元
男女共同参画課       主査    原口幸恵

株式会社SRC

長谷川 友太

4 傍聴者

3名

5 議題

  1. 平成28年度男女共同参画の事業実績について
  2. 平成29年度男女共同参画の事業計画(案)について
  3. 市民意識調査報告書について
  4. その他                                                 

6 会議資料

7 議事内容

議題1 平成28年度男女共同参画の事業実績について

原口主査
 事業実績について説明
加藤委員
 資料1の「かすがい男女共同参画市民フォーラム」では表現が参加者として250 名となっています。次に男女共同参画セミナーの開催では対象者という書き方がされています。この書き方ですと、一般市民の中で6人対象がいて6人参加したという意味にとれるので、ここは参加者の表現がいいと思います。他の箇所でも対象者、受講者、など表現が統一されていないので、参加者が正解かと思います。
内藤課長
 おっしゃる通りです。参加者としてとらえて頂ければいいです。
加藤委員
 男女共同参画セミナー、すべてそうですか。
内藤課長
 はい、そうです。
松田副会長
 いろいろなセミナーや研修を開催されていますが、実際受講された男女比率はいかがでしょうか。女性のための、と書いてあれば女性が出席していると思いますが、他の職員研修や王子製紙の管理職を対象としたものなどはどういう状況でしょうか。
内藤課長
 「体験!体感!保護者のためのスマホ教室」は、男性が1名、女性が5名でした。事業主向けの商工会議所の講座は、34 名男性、1名が女性でした。商工会議所女性会はすべて女性です。王子製紙株式会社は61 名が男性で、1名が女性です。
松田副会長
 職員はいかがですか。
原口主査
 職員は把握しておりません。
笠井会長
 他いかがですか。 
山下委員
 セミナーを開催されるにあたって、定員は何名だったのでしょうか。
内藤課長
 「体験!体感!保護者のためのスマホ教室」は、定員30 名のところ6名でした。「DIY講座」は、定員30 名のところ18 名参加でした。「気功リラクゼーション」のセミナーは、定員20 名の募集で12 名参加でした。スマホ講座は、鳥居松小学校や柏原中学校に協力していただき、チラシを配布しましたが、残念ながら参加者が少なかったです。
河村委員
 中学校だと保護者向けにスマホセミナーがありますので、参加者が少なかったのかもしれません。
内藤課長
 そういうセミナーに参加できなかった人が、土曜日なので参加していただけるかと考えましたが、参加者は少なかったです。
笠井会長
 スマホのセミナーは、全ての学校でやっているのですか。
河村委員
 全てではないですが、学校側としてもスマホの危険性を考えているので、保健委員会がやっている場合もあります。
内藤課長
 学校側が申し込まれて市がやっている講座もあります。すべての学校ではないと思います。
笠井会長
 いろいろ考えると、学校と連携してやれるといいですよね。必ずしもレディヤンでやらないといけない訳ではないですよね。
内藤課長
 考えていきます。
山下委員
 男女共同参画の状況において、なぜスマホだったんですか。
内藤課長
 メディアリテラシーということで、情報を正しく読み解く力も必要だということで入れさせていただきました。以前の審議会でそういう知識が必要ではないかという意見を頂いていました。
笠井会長
 6ページのところで、サポートグループが立ち上がったということですが、活動状況はいかがですか。
内藤課長
 サポートグループは養成講座を終了した方でやっています。まだ少数の参加しかないです。やっている場所をPRすることができなく難しい状況です。DVの被害者対象に開いており、相談に来た相談者にも案内していますが、なかなか出向くというのが難しいようです。月1 回の開催ですが、そういう場があるというのは安心に繋がると思います。
笠井会長
 継続的に頑張っていただけるといいと思います。
内藤課長
 PRをしてしまうと加害者の方にわかってしまうというのもあり難しいです。相談に来た人に繋げるという形でやっています。
松田副会長
 質問ではないですけど、少し気になったことがあります。レディヤンで3回、男女共同参画のセミナーを開催しています。そのうち2回が「女性のための」と名前がついています。男女共同参画は女性の課題だけではなく、女性も男性も、という形で捉えて、セミナーの位置づけや内容を変えていったらどうでしょうか。
内藤課長
 男女共同参画セミナーなので、男女で参加できる講座を考えていきたいと思いますし、レディヤン講座も実施しています。男性の料理教室や仕事に役立つ人間心理学等を開催しています。男女共同参画セミナーの方でも男性が参加できるような講座も開催していきたいと思います。
樋口委員
 来年度に関わることかもしれませんが、ママの文化祭などで若い人が集まっているときに、パネル展示などをし、男女共同参画をアピールしていくと良いと思います。
内藤課長
 ママの文化祭などでDVのカードを設置したらどうかという御意見もいただいていますので、検討していきたいと思います。
山内委員
 パネルとはどういったものですか。
内藤課長
 男女共同参画に関するパネルです。県のパネルと市が作成したもので啓発しており、漫画仕立てのものもあります。
樋口委員
 「はるか」や、DVの啓発カードをコンビニや書店、スーパーにに置いたらどうでしょうか。
内藤課長
 産婦人科や農協には置いています。今後検討していきたいと思います。
樋口委員
 コンビニは若い世代が身近に利用するのでいいと思ったんですが、数が多いですよね。
内藤課長
 女性用のトイレで考えています。どれだけ置けるか、検討していきたいと思います。

議題2 平成29 年度男女共同参画の事業計画(案)について

原口主査
 事業計画(案)について説明
松田副会長
 来年度の事業計画ということですが、計画というと、こういうことをやるよ、ということですね。「はるか」の発行は年2回、いつ、どういう風にやると詳細にあります。男女共同参画セミナーに関しては何も決まっていないです。テーマも幅が広い表現です。最初から決めるとつらく配慮も必要かもしれませんが、ある程度どこに重点を置いて開催していくのかが欲しいと思いました。
内藤課長
 来年度はワークライフバランスを重点にやっていきたいと思っています。ワークライフバランスのチラシを作成して、企業に配りながら講座を開催します。まだ商工会議所、経済振興課と調整ができていないので、回数や日時等の詳細は決まっていません。
松田副会長
 予算は決まっていますよね。回数はある程度決まってきているのではないですか。
内藤課長
 男女共同参画セミナーについては、3回から4回、ワークライフバランスの講座につきましては、事業所を対象に2回、事業主を対象に1回と考えております。細かいワークライフバランスの講座につきましては、プラス数回を考えております。
加藤委員
 一般市民向けのセミナーを私が企画するなら、8割9割は参加者を集めたいと思います。今年度は一桁しか参加者がいない講座もあります。主催者として8割ぐらい集める努力をしていかないと、来年もまた同じ参加人数になりそうです。
内藤課長
 先ほどお話したように、小中学校にチラシを配布したり、公共施設等でも配布しました。
加藤委員
 極端なことを言うと、参加者がこんなに少ないのであれば、やらなくてもいいのかと思ってしまいます。やるのであれば7割から8割の参加者を集めないと意味がないと思います。回数を減らして大きめのものをやるとか、考えたほうがいいと思います。
内藤課長
 御意見ありがとうございます。なるべく人が集まるようにPRしていきたいと思います。
山下委員
 啓発の為にパンフレットを作られているようですが、昨年配られた実物を我々が見ることはできないのでしょうか。
内藤課長
 レディヤンの入り口にも設置してありますが、次回の審議会の時には皆さんにお配りしたいと思います。
山下委員
 先ほどの募集の話ですが、予算が分からないので何とも言えないですが、春日井駅が新しくなって、液晶パネルは市内の企業や文化フォーラムの映像を見ます。市の枠を持っているのでしょうか。告知する枠はあるのでしょうか。
内藤課長
 市の枠がありますので、男女共同参画市民フォーラムの際は掲載しました。
山内委員
 男女共同参画の啓発をする部分は、たくさんあると思います。ワーク・ライフ・バランスはもちろんですが、一般市民の方がなじみのない部分について興味を持ってもらうことが重要だと思います。今気になるのはクオータ制です。それが本当に必要なのか、正しい理解ができていないと思います。ちょっと新しい、けどみんなに知ってほしいことを啓発していってほしいです。パンフレットや「はるか」などに入れ込んでいって、クオータ制に限らずですが男女共同参画とは何か知ってもらいたいと思います。サポートグループについてはやり方等を考えて、他の自治体と連携していくのもありかなと思います。
内藤課長
 ご意見ありがとうございます。
樋口委員
 レディヤンで開催される事業は、ここで考えるのではないのですか。
内藤課長
 レディヤンの方は、レディヤンの運営委員会がありまして、そちらで御意見をいただいています。
樋口委員
 セミナーの内容は、どこで決めるのですか。
内藤課長
 事務局で決めています。皆さんの御意見を収集しながら決めていきたいと思っています。確定している訳ではありませんので、御意見いただければ検討していきたいと思います。
笠井会長
 審議会の機能としては企画を出すというよりは、チェックや検討をするといった場ですね。
 グループの活動を含めて、新しく活動していきたいといった意見はありますか。市民の多くの方が参加する講座であれば市民に近い方から意見を聞くのは大事だと思うのですが、いかがでしょうか。
内藤課長
 サポートグループの方にも聞きながらやっていきたいと思っています。
笠井会長
 事務局だけが、背負う事ではないと思います。

議題3 市民意識調査報告書について

原口主査
 市民意識調査報告書について説明
松田副会長
 報告書は立派な冊子ですが、概要版はどのようにお考えですか。
内藤課長
 概要版も作成いたします。報告書につきましては県、市の施設、小中学校、高校等に配布したいと思います。概要版に関してはデータを増し刷りして配布する予定です。
河村委員
 たくさん刷ったりするということは、一般市民向けに配布するということですか。
内藤課長
 公共施設等で、配布してもらうことも考えています。
河村委員
 時期的に学年度の始まりは、細かいことに目を通す時期です。浸透しやすい時期があるので、それぞれの方に配るのであれば適切な時期を検討していただけると助かります。個人的には4月の始めがいいと思います。
内藤課長
 検討させていただきます。
松田副会長
 報告書に関係ないですが、「はるか」の編集はどこがしていますか。
内藤課長
 職員がやっています。
樋口委員
 県では、女性活躍推進で入札を優遇するようです。春日井市でも優遇制度を取り上げていただきたいと思います。

議題4 その他

今後のスケジュールについて事務局から説明

上記のとおり平成28年度第5回春日井市男女共同参画審議会の議事の経過及びその結果を明確にするためにこの議事録を作成し、会長及び出席委員1名が署名する。
 

平成29年4月16日

会長  笠井 尚
署名人 加藤 清光

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市民生活部 多様性社会推進課

電話:0568-85-4401
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