平成26年度第1回男女共同参画審議会議事録
1 開催日時
平成26年8月6日(水曜日)午前10時~11時40分
2 開催場所
レディヤンかすがい 第1会議室
3 出席者
- 会長
東海学園大学非常勤講師 山尾美香
- 副会長
中部大学教授 笠井尚
- 委員
連合愛知尾張中地域協議会事務局長 加藤清光
公募委員 佐藤由佳
公募委員 白石義博
春日井市小中学校PTA連絡協議会副会長 古瀧みさ子
かすがい女性連盟代表理事 森美穂子
春日井商工会議所事務局長 山田眞平- 欠席
弁護士 野田葉子
- 事務局
市民生活部 部長 戸田佳実
男女共同参画課 課長 米本洋子
男女共同参画課 課長補佐 内藤純子
男女共同参画課 主査 牧野陽子
4 傍聴者
1名
5 委嘱状の交付
6 会長、副会長の選出
春日井市男女共同参画審議会規則第3条第1項の規定に基づき、委員の互選によ り山尾委員を会長に、笠井委員を副会長に選出した。
7 議題
- 男女共同参画推進の実施状況について
8 会議資料
-
次第 (PDF 61.8KB)
-
資料1 新かすがい男女共同参画プラン実施状況報告書 (PDF 1.5MB)
-
資料2 春日井市DV対策基本計画実施状況報告書 (PDF 514.5KB)
-
資料3 男女共同参画推進の実施状況(概要) (PDF 624.2KB)
9 議事内容
議題1 男女共同参画推進の取組について
- 牧野主査
- 資料1、2、3について説明。
- 白石委員
- 資料1の41ページ 「男性応援講座の開催」ですが、男性の参加が少な
いので、半分くらいが男性になるよう、募集を工夫する必要があると思います。あと、数値目標ですが、実効性があり、客観的に推進状況が把握できていいと思いますが、目標が10年後になっているため、中間で見直すことも必要だと思います。 - 米本課長
- 講座への男性の参加については、啓発方法などを考えていきます。
数値目標については、プラン自体が期間途中でも必要に応じて見直すことになっているため、併せて考えていきます。 - 森委員
- 資料1 6ページ 男女共同参画の意識調査ですが、プランの計画期間途中で実施する予定はありませんか。
- 米本課長
- 上位計画である総合計画の次期見直しなどに併せて行いたいと考えております。
- 加藤委員
- 資料1と資料2の記載の仕方が統一されていないので、統一していただきたいと思います。また、資料3 5ページ 子育て支援施設の充実とありますが、市民の方にさまざまな形態の保育があるということを啓発するのは大事なことですが、非正規雇用の保育士の待遇について考えていく必要があると思います。
- 米本課長
- 実施状況報告書については、今後、検討していきます。また、保育士の待遇については、ご意見を保育課に伝えておきます。
- 加藤委員
- 資料1 5ページ 市民・事業者などに向けた広報・啓発で広報広聴課の事業評価がBとなっているのは、どうしてですか。
- 米本課長
- ケーブルテレビの活用ができていないため、評価がBになっています。
- 加藤委員
- それぞれの課で評価を行うと視点が違うので、男女共同参画課で再評価をしないといけないと思います。
- 米本課長
- 所管課が評価したものを男女共同参画課で確認し、評価としております。
- 森委員
- 3点質問をいたします。1つ目。資料1 8ページ男性相談窓口の開設ですが、昨年度の審議会では、平成26年4月に開設予定とありましたが、実際は開設されていません。今後の予定はどうなっていますか。
2つ目。9ページ ジェンダーに敏感な視点に立った教育の推進の小中学校における混合名簿ですが、「さらなる活用」とありますが、どのような活用をされているのですか。市内の中学校では、卒業式のときに男女別に卒業証書を渡している学校があると聞いていますが、実際はどうなっていますか。
3つ目。親子生涯学習講座の受講者の記載の仕方が、まちまちですので、統一して欲しいと思います。 - 米本課長
- 1つ目の男性相談は、今後、ニーズなどを踏まえながら検討していきます。
2つ目の混合名簿については、教育現場において使い分けがされており、今回ご意見にある卒業式では、式の構成から男女別になっているようです。
3つ目については、記載の仕方を統一します。 - 佐藤委員
- 男性相談の問い合わせがあった場合には、どうされていますか。
- 米本課長
- 県内では、名古屋市と豊田市に相談窓口がありますので、そちらを紹介しております。なお、当課の相談窓口でも男性からの相談をお受けしております。
- 森委員
- 19ページ 事業者などへの女性登用の促進では、入札制度で積極的に女性登用に取り組んでいる企業を優遇するなどの措置を行う予定はありませんか。
- 米本課長
- 入札制度については、今後の検討課題と考えます。
- 山田委員
- 商工会議所としても、市の各種調査も含めたいろいろな事業に協力をしていきます。
- 山尾会長
- 44ページ 子育て支援施設の充実に関連して、春日井市では待機児童はどうなっていますか。
- 米本課長
- 4月の時点では、ゼロとなっています。
- 森委員
- 52ページ 妊娠出産期における健康支援で、「父子手帳」の配布が記載されていませんがどうなったのでしょうか。
- 米本課長
- 父子手帳の配布は廃止され、それに代わるアプリの配信が行われているようです。
- 森委員
- 配布期間と廃止理由を教えてください。
- 米本課長
- 後日調べて、回答します。
- 佐藤委員
- 赤ちゃん訪問隊をしておりますが、最近は訪問家庭の半分以上で父親が育児などを手伝ってくれると回答されます。このような状況になったことが、廃止された1つの要因ではないかと思います。
- 笠井副会長
- 資料2 13ページに職員研修がありますが、何か取組みについて意見交換などをしているのでしょうか。
- 米本課長
- 一部、意見交換などもありますが、講義式の研修とし、職員の意識の醸成を図っています。
- 森委員
- 3点質問をいたします。1つ目。資料2 3ページ 講座等の実施ですが、DV被害者は30~40代の方が多いと聞きますので、社会福祉協議会の子育て支援サロンの支援員を対象に行うといいと思います。
2つ目。13ページ スーパービジョンの実施とありますが、相談員の資質向上だけでなく、メンタルケアを行う必要があると思います。相談員のフォロー体制はどうなっていますか。
3つ目。被害者に対して市民で協力できることはないですか。今後、サポーターの養成を行ってはどうでしょうか。 - 米本課長
- 1つ目については、今後の参考とさせていただきます。
2つ目については、女性の悩み相談員を含め、DV相談員、職員で毎日ミーティングを行い、フォローする体制をとっております。
3つ目については、今後、支援者養成講座を実施する予定です。
10 その他
次の日程を確認。
上記のとおり平成26年度第1回春日井市男女共同参画審議会の議事の経過及びその結果を明確にするためにこの議事録を作成し、会長及び出席委員1名が署名する。
平成26年8月26日
会長 山尾美香
署名人 加藤清光
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