平成24年度第1回男女共同参画審議会議事録
1 開催日時
平成24年8月1日(水曜日)午後2時~3時15分
2 開催場所
春日井市役所4階 第3委員会室
3 出席者
- 会長
- 中部大学教授 笠井尚
- 副会長
- 東海学園大学非常勤講師 山尾美香
- 委員
- かすがい女性連盟代表理事 石原美恵子
連合愛知尾張中地域協議会事務局長 加藤清光
公募委員 鈴木一平
弁護士 野田葉子
春日井市小中学校PTA連絡協議会副会長 間地恵美
春日井商工会議所事務局長 山田眞平
春日井市婦人会協議会会長 横井広美 - 欠席
- 公募委員 樋口祐子
- 事務局
- 市民生活部 部長 戸田佳実
男女共同参画課 課長 原科鏡
男女共同参画課 課長補佐 内藤純子
男女共同参画課 主査 牧野陽子
4 傍聴者
2名
5 委嘱状の交付
6 会長、副会長の選出等
- 会長、副会長の選出について
春日井市男女共同参画審議会規則第3条第1項の規定に基づき、委員の互選により笠井委員を会長に、山尾委員を副会長に選出した。 - 議事録について
議事録は要点筆記とし、署名は会長及びあらかじめ指定する委員(横井委員)となった。
7 議題
- 男女共同参画推進の取組について
- 男女共同参画推進の実施状況について
- 新プランの実施について
8 会議資料
-
資料1 新かすがい男女共同参画プラン2012-2021(概要版) (PDF 418.7KB)
-
資料2 かすがい男女共同参画プラン(改定版)概要版 (PDF 965.2KB)
-
資料3 かすがい男女共同参画プラン実施状況報告書 (PDF 1.3MB)
-
資料4 春日井市DV対策基本計画実施状況報告書 (PDF 494.3KB)
-
資料5 男女共同参画推進の実施状況(概要) (PDF 303.0KB)
9 議事内容
議題1 男女共同参画推進の取組について
- 内藤課長補佐
- (仮称)新かすがい男女共同参画プラン(案)に対する委員意見について説明。
議題2 男女共同参画推進の実施状況について
- 牧野主査
- 資料2、3、4、5について説明。
- 石原委員
- 資料5の3ページ 各種審議会等における女性の登用状況で、女性数ゼロの審議会が2となっている。2つの審議会を伺いたい。
また、どのような取り組みをして、なぜ実績が上がらないのですか。 - 原科課長
- 女性委員数ゼロの審議会は、「勝川駅南口周辺土地区画整理審議会」と「町名等審議会」です。
取り組みは、委員改選時に「春日井市審議会等委員への女性の登用促進要綱」に基づき事前協議を行い指導対応しています。
各種審議会の委員は、地域の各種団体の代表者がなる場合が多く、その役員に女性が少ない状況があり進んでいないと考えます。 - 石原委員
- 「勝川駅南口周辺土地区画整理審議会」の委員は、土地の所有者で構成され、土地の所有者が男性のため、女性委員がゼロになっているのですか。
- 原科課長
- 審議会委員は、土地の地権者などからなり、地権者には男性が多く、代表となる方が男性ばかりとなったものです。
- 横井委員
- 男女共同参画情報紙「はるか」の発行について、平成23年度公私立保育園年長児の保護者に配布したとありますが、配布対象者を限定された理由は何ですか。
- 原科課長
- 施設等に設置していても、なかなか手にとってはもらえないのが現状です。
一定の年齢を対象としたPRを続けることで認知度を高めたいと考え、確実に個人の手に渡る方法を検討し、子育てに関心の高い保育園年長児の保護者を対象としたものです。 - 山尾副会長
- 資料3 プランの実施状況報告書の60ページ ふれあいデイサービスの利用者は男性が少ないがどのような働きかけからの利用ですか。
- 原科課長
- このデイサービスは、介護予防の事業で、各地域の地域包括支援センターなどを通して、対象となる方から利用申請が出されるものです。
男性に比べ女性が長生きで対象者が多いこと、また、女性は友人を誘って参加される方も多いことから女性が多くなっています。 - 山尾副会長
- 男性への働きかけをお願いします。
議題3 新プランの実施について
- 牧野主査
- 資料1について説明。
- 山田委員
- 商工会議所としても、男女共同参画への取組については、市と連携をとって進めているので、事業者への調査については協力させていただきます。
この新プランの役割を拝見すると、事業者の役割もかなりあるが、全ての事業を一度に行うのは無理かと思います。
事業に強弱をつけて行っていくのですか。 - 原科課長
- 各事業者の状況調査は、今後、商工会議所と相談をして進めていきます。
これらの事業は10年間にわたり、推進するものであり、重点的に取り組むべきものや今後検討して進めるものもあり、それぞれの事業の状況に応じて進めていきます。 - 山田委員
- プランを推進するためには、チェック(調査・評価)とアクション(見直し)が大切です。チェックの段階にどのように市民の意見を入れていくかが大事です。
- 原科課長
- 今後、どのように推進していくかは、委員の意見などを踏まえて取り組んでいきます。
- 石原委員
- プランの推進状況は、毎年度、実施状況報告書としてまとめますが、平成24年度事業の方向性について、新プランにおいての実施状況を示すことや、数値目標についての取組みが大切ではないでしょうか。
- 原科課長
- 今回の報告書にある事業の方向性を踏まえ、新プランを推進するためのものとした各事業は、プラン策定の審議において、前の計画からどのようにあてはまるのかという検討も踏まえており、新しい計画の体系にアダプトするように対応していきます。
- 間地委員
- 資料3 70ページ PTA連絡協議会への支援とありますが、具体的にどのような支援ですか。
- 原科課長
- 学校教育課が行うPTA連絡協議会など学校のPTA活動を通じた、各種講座などの事業に対するものです。
- 野田委員
- 資料3 52ページ 放課後なかよし教室の実施で平成24年度事業の方向性に「放課後なかよし教室の抜本的な見直しを検討する」とありますが、どういう問題があり見直すのですか。
- 原科課長
- 報告書51ページに、子どもの家の整備という事業があり、放課後の子どもの居場所づくりと二重になる部分があるなどの課題があります。
そうしたなか、この事業を本来どうするかということで検討すると聞いています。
上記のとおり平成24年度第1回春日井市男女共同参画審議会の議事の経過及びその結果を明確にするためにこの議事録を作成し、会長及び出席委員1名が署名する。
平成24年9月25日
会長 笠井尚
署名人 横井広美
PDFファイルをご覧いただくには、「Adobe(R) Reader(R)」が必要です。お持ちでない方はアドビシステムズ社のサイト(新しいウィンドウ)からダウンロード(無料)してください。