平成25年度第1回男女共同参画審議会議事録
1 開催日時
平成25年7月9日(火曜日)午前10時~11時20分
2 開催場所
レディヤンかすがい 講習室
3 出席者
- 会長
- 中部大学教授 笠井尚
- 副会長
- 東海学園大学非常勤講師 山尾美香
- 委員
かすがい女性連盟総務 石原美恵子
連合愛知尾張中地域協議会事務局長 加藤清光
公募委員 鈴木一平
弁護士 野田葉子
春日井市小中学校PTA連絡協議会会長 間地恵美
春日井商工会議所事務局長 山田眞平
春日井市婦人会協議会会長 横井広美- 欠席
- 公募委員 樋口祐子
- 事務局
- 市民生活部 部長 戸田佳実男女共同参画課 課長 米本洋子男女共同参画課 課長補佐 内藤純子男女共同参画課 主査 牧野陽子
4 傍聴者
1名
5 議題
- 男女共同参画推進の実施状況について
- 春日井市DV対策基本計画改定について
6 会議資料
-
次第 (PDF 22.9KB)
-
資料1 新かすがい男女共同参画プラン実施状況報告書 (PDF 942.4KB)
-
資料2 春日井市DV対策基本計画実施状況報告書 (PDF 461.9KB)
-
資料3 男女共同参画推進の実施状況(概要) (PDF 344.1KB)
-
資料4 春日井市DV対策基本計画の改定について (PDF 124.3KB)
7 議事内容
議題1 男女共同参画推進の実施状況について
- 牧野主査
- 資料1、2、3について説明。
- 石原委員
- 資料3の3ページ 愛知県は各種審議会等における女性の登用率が30%を超えていますので、市も早く達成するように心がけて欲しいです。今後、目標値達成に向け、どのような取組をされていくのか教えてください。
- 米本課長
- 今後も「春日井市審議会等委員への女性の登用促進要綱」に基づき、事前協議で各課に働きかけをしていきます。
- 間地委員
- PTA会長の女性の割合が数値目標になっていますが、各学校のPTAに意識がないので、周知する必要があると思います。学校等に対する働きかけは考えてみえますか。
- 米本課長
- 学校に関することなので、教育委員会に働きかけをしていきます。
- 野田委員
- ジェンダーに関する講座は、誰が決めているのですか。
- 米本課長
- レディヤンかすがいは、職員並びに運営委員会で決めています。なお、一部、公民館講座と同様のものが含まれています。
- 野田委員
- 講座に関しては、内容を検討して欲しいと思います。資料1 44ページに「特定保育」とありますが、これはどういうものでしょうか。
- 内藤課長補佐
- 「生後57日以上で1か月64時間以上、家庭での保育が困難な児童について、1週間に2、3日の特定した日時に保育を行う」制度です。
- 野田委員
- 「放課後なかよし教室」は午後4時30分までとなっています。この時間では働いている保護者は利用しづらいと思いますが、「子どもの家」とは連携をとっているのでしょうか。
- 内藤課長補佐
- 「放課後なかよし教室」は「居場所づくり」ということで始まっており、「子どもの家」とは住み分けをしています。
- 野田委員
- 「子どもの家」は足りているのですか。
- 内藤課長補佐
- 足りていると聞いています。
- 横井委員
- 事業者向けアンケートを実施し、回収率が54.7%とありますが、一般的にこの数値は高いのでしょうか。
- 内藤課長補佐
- これぐらいだと思います。
- 横井委員
- アンケートは今後も続けて欲しいと思います。
- 笠井会長
- 事務局としては、回収率についてはどう考えていますか。
- 米本課長
- 初めて実施した結果で、この回収率だったので、続けていけば上がるのではないかと考えています。
- 山尾副会長
- 男性相談はいつごろ開設予定ですか。
- 米本課長
- 平成26年4月からを予定しています。詳細については、今後検討していきます。
- 鈴木委員
- 資料1 7ページに「女性に関する図書の収集」とありますが、どのような内容の書物でしょうか。
- 米本課長
- ジェンダーに敏感な視点から本を選んでいます。
- 石原委員
- 資料1 40ページの「ファミリーフレンドリー企業」の市内登録社数が17社とありますが、年々増え方が減っているように思います。市の「入札制度における優遇措置」として「男女共同参画の視点」は入っていないのでしょうか。
- 米本課長
- 現在は入っておりませんが、今後、検討していく必要があると思います。
- 山田委員
- 資料1の報告書に「男女共同参画の視点」とありますが、これは職員側からみた視点でしょうか。また、事業の評価、チェックをし、課題を検討する必要があると思いますが、どこで行っているのでしょうか。できれば、外部の目で評価をするといいと思いますが。
- 米本課長
- 事業が終了した段階で、所管課が評価をしています。
- 山田委員
- 課題を審議会で取り上げ審議してはどうでしょうか。
- 米本課長
- 審議会でいただいた意見は、参考として各課に伝えています。
- 笠井会長
- 市民が事業に関わろうとした場合はどうしたらいいのでしょうか。
- 米本課長
- 実行委員会形式で事業を行っている場合がありますので、そういう場の活用が可能と考えます。
- 間地委員
- 市民の要望を取り入れてもらえるシステムがあるといいと思います。
- 野田委員
- 職員研修や人権教育の内容を知りたいので、レジュメなどを見たいのですが。
- 米本課長
- 後日、提出します。
- 石原委員
- 情報紙「はるか」を町内会で回覧したことはとてもいいことだと思います。
- 山尾副会長
- 資料1 54ページの「もうすぐママの料理教室」が平成25年度事業廃止になっていますが、妊娠している人たちが学ぶ機会があっていいと思いますので、復活することはできないのでしょうか。
- 米本課長
- 他課で類似した事業を休日に行っていますので、そちらで対応することが可能だと思います。
議題2 春日井市DV対策基本計画改定について
- 内藤課長補佐
- 資料4について説明。
- 横井委員
- 6月にDV法の改正がありましたが、これも盛り込んでいくのでしょうか。
- 米本課長
- 盛り込んでいきます。
- 石原委員
- 現在の計画の内容を充実させていくのだと思っていましたが、資料4の計画の考え方をみると施策の体系を変更するということでしょうか。
- 米本課長
- 今回は、事務局案として提示させていただきました。内容については、審議会及びDV対策連絡会議等で意見を伺いながら決めていきたいと思います。
- 石原委員
- 県が平成25年3月に3次の計画を策定していると思いますが、何か新しいことはありましたか。
- 米本課長
- 取組強化項目として「市町村における支援体制充実に向けた働きかけ」、「若年層への教育・啓発」、「被害者の心のケア」、「子どもに対する支援」があります。
- 間地委員
- 暴力のある家庭の子どもへの対応として、休日の場合はどうしたらいいのでしょうか。
- 戸田部長
- 緊急性の高いことや命に関わることについては、市の代表電話に連絡をいただければ、担当課の職員が対応をしますが、警察に連絡をしていただきたいと思います。
- 間地委員
- 一時保護をした件数と、DVの被害者で生活保護を受けた件数を教えてください。
- 米本課長
- 一時保護の件数は、平成24年度16件31人、平成23年度は9件19人でした。生活保護の件数は把握しておりません。
8 その他
- 内藤課長補佐
- 第2回審議会の日程について説明。
上記のとおり平成25年度第1回春日井市男女共同参画審議会の議事の経過及びその結果を明確にするためにこの議事録を作成し、会長及び出席委員1名が署名する。
平成25年7月23日
会長 笠井尚
署名人 山尾美香
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